今年の冬は暖冬になるという予報が出ています。実際、11月の後半になりましても、温かな日が続いていて、紅葉の色づきが遅くなっています。予報では、平野部では紅葉せずにそのまま冬になるという予報もあります。
暖冬は過ごしやすくていいのですが、お茶にとってはあまりいいことではありません。それは、寒くなることでお茶の樹が冬眠をして余分なエネルギーを使うことがなくなり、来年の新茶まで養分を蓄えておくことが出来るからです。暖かいままですと、お茶の樹が活動して余分な栄養を使ってしまいます。寒くなることで余分なエネルギーを使うことなく、来年の新茶にむけた栄養を蓄えておくことが出来るのです。
|