最近、カーボン・フットプリントという言葉を目にするようになりました。これは、商品のパッケージに、その商品が生産される過程で、どれだけの二酸化炭素量を排出したかを数値で印刷した物です。スーパーで商品を買う時に、二酸化炭素量の排出量がなるべく少ない商品を選ぶためにつけられるものです。これによって、消費者にもCO2削減の意識を持ってもらおうという意図があります。
お茶の場合、まだカーボン・フットプリントを商品に印字している会社はありません。でも、お茶は植えてありますお茶の樹が、二酸化炭素を吸収しています。お茶の樹は、常緑樹で1年中青々としていて、二酸化炭素を吸収しています。さらに、急須でお茶を淹れますと、ペットボトルのようなごみも出ません。急須や湯飲みは、何回でも使う事が出来ます。それを考えますと、お茶は地球環境にやさしい飲み物だと言えると思います。リーフの緑茶を、急須で淹れることは、温暖化防止にもなりますし、何よりおいしいお茶を飲むことが出来ます。さらに、ペットボトルのお茶より、リーズナブルです。ただ、急須で淹れるという手間が少しだけかかります。でも、少しの手間をかけることが、地球環境を守る事だとしたら、たいした問題ではないと思っています。
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