お茶の牧農園 FAQヘルプお茶の知識買い物かご店長に質問
HOME飲み茶注文贈答品注文お試しセットお茶菓子急須・茶香炉
お茶コラムバックナンバー
ライン

コーナー コーナー
お米の偽装と食の不安 2008年9月14日

先週、汚染米が偽装されて食用として転売されていた事件は、食品業界ならず日本国中が驚きました。お米といえば、日本人の主食です。その主食まで偽装され、それも残留農薬やカビが混入していたとなれば、驚きを通り越して怒りを覚えます。汚染米が偽装され転売された背景には、複雑な流通経路があるとされています。工業用としてしか使えない汚染米が、転売を繰り返すことによって、元々の履歴が判らなくなって食用にしてしまったということです。

食の安全性にたいして過敏になり、原産地の履歴が重要視されている時に、こういった偽装が行われるのは本当に腹立たしいことです。数社の利益だけのためだけに行われた偽装が、焼酎業界や、お菓子業界に多大な被害を与えたことは大変な事だと思います。お茶業界では、数年前からトレイサビリティ(生産履歴)制度を取り入れています。誰がどこでどのようにして作ったお茶かをすべて表示しなくてはいけなくなっています。さらに、当店で契約しています農家や農協は、農薬や肥料の履歴も保存してもらっています。お客様にお送りするお茶は、すべて顔なじみの農家や農協から購入をしています。人のつながりが、食の安全の第一歩だと思っています。お茶を作るのは人であり、その人の人柄を見れば作られるお茶の品質は判ります。これからも、顔の見える付き合いを通して、安心安全なお茶をお届けしていきたいと思っています。



マキちゃん 静岡から、お茶に関する情報や、日々思っていることを綴ったコラムです。仕事をしながら 思いついたことや、日常の事を書いています。

産地から生の声を発信できたらと思っています。読んでいただいて、少しでもお茶について関心を持っていただけたら、うれしいです。

感想やご意見は店長メールでお寄せ下さい。
お茶コラムへ戻る
コーナー コーナー

Home Copyright(c)お茶の牧農園,All Rights Reserved