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原油高騰とお茶の製造 2008年7月12日

昨年から原油の値段が上がっています。ガソリン価格もレギュラーで180円を超す値段で販売されています。お茶の製造には、摘み取った茶葉を蒸すためのボイラーや、乾燥させるための機械に多くの重油やプロパンガスを使っています。原油価格の高騰は、そのままお茶製造のコストに跳ね返ってきてしまっています。コストが上がった分、お茶の販売価格が上がればいいのですが、リーフ茶の需要低下によって販売価格は毎年下がっています。お茶の値段が下がることは、消費者の皆さんにとっては喜ばしいことなのですが、製造をしています農家にとっては、お茶の生産を続けられなくなってしまう深刻な事態になっています。

さらに、最近では肥料の値段も上がってきて、ますます農家の経営は苦しくなってきています。経費を削減するために、肥料をやらなくなりますと、お茶の品質が落ちて、おいしいお茶が出来なくなってしまいます。お茶の品質が落ちますと、お茶の値段も下がってしまいます。このような負の連鎖が起こりつつあるのが、現在のお茶生産の現状です。農家にとって、まったく関係ないところで取引をされています原油価格で、こんなに苦労するとは、本当にやりきれない思いです。一刻も早く原油価格が下がってくれることを願っています。



マキちゃん 静岡から、お茶に関する情報や、日々思っていることを綴ったコラムです。仕事をしながら 思いついたことや、日常の事を書いています。

産地から生の声を発信できたらと思っています。読んでいただいて、少しでもお茶について関心を持っていただけたら、うれしいです。

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