立春は春とお茶シーズンの始まり 2008年2月4日
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今日は立春です。今日から暦の上では春が始まります。でも、今年は寒波の影響で寒い日が続いています。でも、この冬らしい天候は、お茶の樹にとってはいいことです。適度な雨も降っていますし、茶園は良い状態を保っています。
立春はお茶にたずさわる者にとってとても重要な日です。この日から八十八日で、新茶の摘み取りの最盛期となります「八十八夜」がやってきます。また、立春を過ぎますと、お茶の準備に取りかかります。まずは、新茶用品の準備から始まります。新茶の袋や、缶などの包装資材を決めていきます。それが終わりますと、茶園に新芽用の肥料を施します。この肥料は、新芽を元気よく成長させるために特に重要な肥料です。新芽に栄養が十分に行き渡るように、肥料の内容と、施す時期を見極めながら行います。これから、気温が暖かくなるに従って、新茶ムードも盛り上がってきます。
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静岡から、お茶に関する情報や、日々思っていることを綴ったコラムです。仕事をしながら 思いついたことや、日常の事を書いています。
産地から生の声を発信できたらと思っています。読んでいただいて、少しでもお茶について関心を持っていただけたら、うれしいです。
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