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棚田の稲刈りと茶園の荒廃 2006年10月12日

10月初めの日曜日、近くの棚田に稲刈りの手伝いに行ってきました。うちから車で約10分と近くにある棚田です。その棚田は、昔は一面の棚田が広がっていましたが、20年ほど前から手入れがされなくなって荒れ放題になってしまいました。地元の有志が、10年ほど前から、少しずつ棚田を復活していきました。でも、一度荒れた棚田を復活させることは大変で、まだ全体の3割程度しか復活していません。一度荒れてしまった農地を元の状態に戻すのがいかに大変かわかりました。

茶畑も、手入れをしなくなるとあっという間に荒れてしまいます。お茶の樹は、手入れしなくても枯れることはありませんが、伸び放題になり雑草もはえてきてしまいます。一度荒れてしまった茶園は、茶の樹をすべて取り除いてから新しい樹を植え直さなくはいけません。当店のある牧之原台地は、傾斜もなく機械化が進んでいるので荒れている茶園はありません。でも、山間地の茶園は、傾斜がきつく機械化が出来ないところも多く、荒れている茶園が多くなってきています。お茶の将来を考えますと、その土地独特のお茶がそれぞれに生き残っていくことが、茶業全体の発展には欠かせないことだと思いいます。



マキちゃん 静岡から、お茶に関する情報や、日々思っていることを綴ったコラムです。仕事をしながら 思いついたことや、日常の事を書いています。

産地から生の声を発信できたらと思っています。読んでいただいて、少しでもお茶について関心を持っていただけたら、うれしいです。

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