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新しい品種への取り組み 2004年9月21日

前回のコラムで新しい品種について書きました。現在、静岡県では90%以上が「やぶ北」と呼ばれている品種です。でも、最近、個性的な味と香りでお茶のファンを増やていこうとする動きがあります。いま、当店の茶園では「つゆひかり」と「あさつゆ」を植えています。「つゆひかり」は早生品種で、深蒸しにすると、濃くと香りがいい品種です。この「つゆひかり」はすでに植えてから5年経ち、製品として販売できるまでになっています。

お茶は、苗木を植えてから摘み取りが出来る茶園になるまでに4〜5年かかります。その間は、収穫が全く出来ないため、新しい品種に変える農家の負担は大きくなってしまいます。しかし、いつまでも古い茶の樹のままでは、美味しいお茶を作る事は出来ません。リスクを承知で、新しい品種を植えていかなければ、これから先、消費者のニーズにあったお茶造りは出来ないと考えています。少しずつですが、確実に前に進んでいくことが、美味しいお茶をお届けできる唯一の手段だと思っています。



マキちゃん 静岡から、お茶に関する情報や、日々思っていることを綴ったコラムです。仕事をしながら 思いついたことや、日常の事を書いています。

産地から生の声を発信できたらと思っています。読んでいただいて、少しでもお茶について関心を持っていただけたら、うれしいです。

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