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おいしいお茶を飲むためには、おいしい水が欠かせません。最近では、手軽にたくさんの種類のミネラルウォーターが手にはいるようになりました。お茶をおいしく入れるための、ミネラルウォーターを探しましょう。
ミネラルウォーターの知識
水の味わいを大きく左右しているのは、水の硬度です。硬度とは、水に含まれているミネラル含有量によって定められている数値です。ミネラルの成分とは、マグネシウム、カリウム、ナトリウム、カルシウムの事をいいます。その、ミネラル分が多い水を硬水といい、少ない水を軟水と呼んでいます。
最近では浄水器の性能もアップしています。ミネラルウォーターの代わりに浄水器の水を一旦沸騰させ、カルキを抜いたお水を使ってもおいしくお茶を入れることが出来ると思います。
一般的に、硬度が100未満水を軟水、200以上の水を硬水と呼んでいます。一般的な日本の水の硬度は20~80の軟水です。お茶をおいしく飲むためには、ミネラル分が多いとお茶の味が死んでしまうために、一般的には軟水がいいといわれています。硬度にして、50~200の水が適しているとされています。水出し煎茶を淹れる時は、日本製のミネラルウォーターを使うとより美味しく作ることが出来ます。
ミネラル成分の比較
ミネラル |
味への影響 |
マグネシウム |
多量に含まれた水は、苦みや渋みが強くなる。少量の場合はその逆。 |
カリウム |
多量に含まれると、塩味を感じる。少量だと甘みを感じる。 |
ナトリウム |
多量に含まれると、塩辛く感じる。少量だと甘みを感じる。 |
カルシウム |
多量に含まれた水は、甘みが増す反面、硬さとクセのある味になる。 |
ミネラルウォーターの分布図
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