今年の冬は冬らしい寒さになっています。昨年は暖冬に泣かされた地域が多くありましたが、今年はスキー場も豊富に雪が降っているようです。温暖な静岡でも、氷が張るような寒さが続いています。ぼくが子供の頃は、冬になりますと水たまりには氷が張って、乗っても割れないという記憶があります。それを考えますと、今の寒さは昔から比べると暖かくなっているのかもしれません。
でも、これだけ寒くなってきますとお茶の樹にとってもゆっくりと冬眠が出来て喜ばしい事です。今の時期の寒さは、春になって新芽が出てきたときの品質を左右します。人間もそうですが、休息をとるときにとりませんと、栄養を蓄える事が出来ません。今はゆっくりと休んで、春先に肥料で栄養補給をして、美味しい新茶が出来上がればと思っています。
|